おはようございます、ジョンです。本日は勝郎先生の「ビグネス参式」を紹介です。
本作は漫画雑誌“週刊少年サンデー”にて連載中、現在単行本2巻まで出ています。
正直、最初は微妙かなと思った作品です。
当時の新連載陣って、由田果先生の「君と悪いことがしたい」、藤田三司先生の「九龍城でもう一度」や壱原ちぐさ先生の「朱月事変」というラインナップで最初から雰囲気の良い漫画ばかりだったんですよね。
対して「ビグネス参式」はだんだん面白くなってくる作品なので、最初の内はページをめくる手が重かったのを覚えています。
単行本が2巻まで出た今となっては、毎週楽しみな作品の一つになっています!
1.「ビグネス参式」のあらすじ。
「変身」して戦え。愛する“推し”の為に!
人類の切り札“対怪異獣兵器ビグネス参式”の適正者に選ばれたのは、オタク高校生・龍々崎ハルト。
戦う意欲は皆無な彼だがある日、推しアイドルの公演が怪異獣の襲撃を受け…!?
新時代のヒーロー活劇!
2.「ビグネス参式」のおすすめポイント。
「ビグネス参式」は一言で言うと、世界が広がり、成長する漫画です。
主人公の龍々崎は世界を救う、人類の切り札“対怪異獣兵器ビグネス参式”の適性者に選ばれます。
しかし龍々崎はオタクの高校生で、自分の好きなものにしか興味がありません。
世界を救うために戦うなんて冗談じゃないと拒否します。
それでも他のキャラクターと関わっていく中で、少しずつ戦いに身を投じていくわけですが、それは龍々崎が成長したということです。
その“成長”というのは「世界を救うために俺も戦わなきゃ」というようなある種、説得力のないものではなく、
龍々崎の“好き”の対象が広がっていったという成長です。
根本的な龍々崎の“好きを大切に思う気持ち”は変わっておらず、むしろその気持ちが成長したから世界を救うために戦うという説得力のある物語が魅力の漫画になっています。
最近の「アオのハコ」でも“好きは最強の感情”と言っていましたが全くその通りですね。
私自身も好きという感情だけで生きているので多分最強です(?)
自分の“好き”を大切にする気持ちに共感出来る方はぜひ、「ビグネス参式」を読んでみてください!
本日は以上です。
ありがとうございました!
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