おはようございます、ジョンです。本日は兎月あい先生の「さんしょく弁当」を紹介です。
本作は漫画雑誌コミックキューンで連載中。待望の第1巻は2022年11月26日発売です。

1.「さんしょく弁当」のあらすじ
ひとり暮らし歴10年の独身サラリーマン・鳴海は母を亡くした従妹ふたりと3人で暮らすことになる。
普段の食事はデリバリーですませていると知りふたりのために鳴海は料理を作ることに。
鳴海の作る料理は従妹たちの亡き母から教わったもので
母の思い出の味がして___。
「私にお料理を教えてくれませんか」
母の味が心をつなぐ。
心温まる料理×家族の物語。
2.「さんしょく弁当」のおすすめポイント
「さんしょく弁当」は一言で言うと、とてもあったかい漫画です。
3人が一緒に暮らすようになったのは、従妹のふたりの母親が亡くなったというとても悲しい出来事がきっかけです。
しかし残されたふたりは悲しくても前を向いて生きていかなくてはいけません。
そんなふたりの前に現れるのが従妹の母に小さい頃お世話になり、料理も教わっていた鳴海です。
彼が作るお弁当をふたりは噛みしめ、母親との思い出も噛みしめ、今度は3人で生きていくことになります。
お弁当を通じて彼らが繋がっていく、絆のストーリーに今後も目が離せません!

3.「さんしょく弁当」はどんな人におすすめ?
「さんしょく弁当」はやはりほっこりしたい人におすすめの漫画です。
加えて、学生さんよりは社会人として働いている方やお弁当を作る側に回っている主婦の方などにおすすめの漫画かも知れません。
私の好きなエピソードというかシーンがありますので1つ紹介します。
従妹の下の方の子、小梅ちゃんのお話です。
小梅は突然現れた鳴海を拒否しました。
お姉ちゃんを取られてしまうと思ったり、亡くなったお母さんの場所にいる鳴海が嫌だったんですね。
「おじさんはおかーさんじゃない。」
そう鳴海に言ってしまったこともありました。
そんな小梅が鳴海に歩み寄るきっかけとなるのはやはりお弁当なわけですが、その過程はネタバレになってしまうので割愛します。
家族に近づいた小梅と鳴海。
それを象徴するシーンが私の好きなシーンとなります。
お姉ちゃんと鳴海が小梅のために作ったお弁当を、小梅の同級生の子たちが「小梅ちゃんのためにがんばったんだね。すごいね。」と言うと、
小梅は嬉しそうに、少し恥ずかしがりながら
「そーかも。」と言います。
そして同級生の子たちもお母さんが作ってくれたお弁当の自慢を始めるんですね。
とても良いシーンで、私が好きなお話になります。
‘母の味’というのはいつまで経っても、特別なものですよね。
きっと私の母親は特別料理が上手なわけではないんでしょう。(失礼)
それでも母親の味が特別に感じるのは、家族だからなんでしょうね。
毎日お弁当を作ってもらっていた高校生の頃には気付かなかった感情です。
社会人の方や、今まさに子供のためにお弁当を作っているよという方はこの漫画を読んでみると色々と感じるものがあるかも知れませんよ。
お料理のシーンもちゃんと描かれていますから、参考にするのもいいかも知れませんね。
私は恥ずかしながらあまり料理をしませんので、こういう料理漫画の料理シーンはあまり文字を読んでいません笑
普段から料理をする方はぜひ読んで、お弁当の参考にしてください。

4.「さんしょく弁当」はどこで読める?
「さんしょく弁当」はKADOKAWA 社の「コミックキューン」という雑誌で連載中の漫画です。
KADOKAWA の無料漫画サイト「ComicWalker」では「さんしょく弁当」が全話無料で読めます。(2022年11月29日現在)

またKindle Unlimitedの会員なら「コミックキューン」が読み放題です。
「さんしょく弁当」以外の漫画も読みたい方にはこちらもおすすめですね。
作者の兎月あい先生を応援したい方は電子書籍や紙での単行本の購入をしましょう!
個人的には電子書籍はAmazonのKindleかKADOKAWA のブックウォーカーをおすすめしています。
単行本のリンクも張っておきます。
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