おはようございます、ジョンです。本日は白井もも吉先生の「偽物協会」を紹介です。
本作は漫画アプリ“サンデーうぇぶり”にて連載・完結しました作品です。
終わってしまってとても残念な漫画の1つです。
もっと知られてほしい漫画ですね!
1.「偽物協会」のあらすじ。
あなたはなんの“偽物”ですか?
「ようこそ偽物協会へ!」
そこは、「本物(ふつう)の枠からはみ出てしまった「偽物」たちの集う場所。
脱毛したいサボテン、鳥になりたい石ころ、人の耳を嫌うイヤフォン…
そして、不安になると体が毛布になる女の子。
「偽物」たちのふんにゃり不思議でドタバタな日々が始まります。
誰も本物になれない、今を生きるすべての「偽物」たちに捧ぐ_
読むと心がふんにゃりする、笑えて泣けるメルヘンチック偽物コメディー!
2.「偽物協会」のおすすめポイント。
「偽物協会」は一言で言うと、ふつうに憧れる漫画です。
主人公の包見綿子は不安が苦手な女の子。
不安がピークになると、体が毛布になってしまいます。
さらに不安を避けて生きる綿子は、色々なことが“ちゃんと”出来ない自分に気づきます。
ちゃんと出来ない不安と体が変身してしまう不安にがんじがらめになっている綿子。
そんな綿子の元に現れるのは“偽物”をこよなく愛する男、五島絵空。
そんな五島絵空が会長を務める「偽物協会」には様々な“偽物”が集まっています。
偽物達と関わることで、綿子はなにを感じ、どうなっていくのでしょうか?
本物(ふつう)になりたい綿子に共感必至の漫画です!
3.「偽物協会」はどんな人におすすめ?
「偽物協会」は“ふつう”と言う言葉に悩みを抱える人におすすめの漫画です。
主人公の包見綿子はちゃんと出来ない自分が嫌で、ふつうに憧れを持っています。
皆さんも似たような想いをきっと抱えていることでしょう。
一方で、“ふつう”な自分が嫌で、人とは違う“なにか”になりたいと願う人もいると思います。
この二つの悩みは実は同じものです。
きっと人と違う部分はその人の“個性”で、しかしその個性は自分で選べるものではないから“ふつう”になりたかったり、“なにか”になりたかったりするのでしょうね。
「人間の偽物」として喜んで綿子を協会へ迎えようとする五島絵空ですが、綿子は本物(ふつう)になれない自分に泣き出してしまいます。
五島絵空はそんな綿子を“君にしか出来ないこと”と言い、強引に協会へ迎え入れます。
この強引な勧誘が綿子の人生にどんな影響を与えるのでしょうか?
綿子は自分を認めてあげることが出来るのでしょうか?
気になる人はぜひ「偽物協会」を読んでみてください!
コメント