おはようございます、ジョンです。本日は田口囁一先生の「ふたりエスケープ」を紹介です。
本作は漫画雑誌“コミック百合姫”で連載していました、全4巻で完結の漫画となります。
1.「ふたりエスケープ」のあらすじ。
〆切に追われる漫画家の「後輩」は、どうにか心をパッと明るくしたい。
そんな時、「現実逃避のプロ」を自任する無職の「先輩」からアドバイスが…!
携帯を封印(物理)したり、意味もなく終点の駅まで行ったり、斜め上の贅沢をしてみたり…。
限界漫画家と、顔は良い無職。
ふたり暮らしな現実逃避コメディー!
2.「ふたりエスケープ」のおすすめポイント。
「ふたりエスケープ」は一言で言うと、人生を楽しく生きるための漫画です。
ふたり暮らし中で漫画家の「後輩」は、〆切に追われ心がパッと明るくなるプランを求めます。
それに対し、ふたり暮らし中で絶賛無職の「先輩」は、現実逃避のプロとして「後輩」を指導します。
通常なら逆になりそうなふたりの関係は、ふたりだけの“ふたりエスケープ”という関係を作り出しています。
ひとりだったら抱え込んで辛くなっていまう日々も、ふたりだったら上手に現実逃避をして楽しさに変えてしまうことでしょう。
そんな「後輩」と「先輩」、ふたりだけの関係が読みたい人はぜひ「ふたりエスケープ」を読んでみてください!
3「ふたりエスケープ」はどういう人におすすめ?
「ふたりエスケープ」はソフトな百合漫画が好きな人や日常を辛く感じている人におすすめの漫画です。
本作は漫画雑誌“コミック百合姫”にて連載、完結しました百合漫画です。
百合漫画にもさまざまな種類がありますが、「ふたりエスケープ」は女性同士の恋愛を描いている訳ではありません。
ゆるーい関係の「後輩」と「先輩」のふたり暮らしを描いた漫画になります。
個人的にはこのくらいのソフトな百合漫画が大好きなんですが、皆さんはいかがでしょうか。
私の好きなシーンを紹介です。
現実逃避の一環として、ユーチューバーになってみる「後輩」。
漫画家としてお絵描き配信をしますが、つい夢中になり気付くと配信の後ろに映り込む「先輩」の絵を描いてしまいます。
“百合”だと祭りになる視聴者のコメントに、我に帰った「後輩」はすぐに垢消しをするというお話です。
こういうさりげない“百合”が一番いいんですよね。
「ふたりエスケープ」は漫画家として〆切に追われる「後輩」と無職として現実逃避中の「先輩」のふたり暮らしを描く漫画です。
ふたりは価値観の違うふたりです。
しかしそんなふたりだからこそ、日常を楽しく過ごせます。
辛いことは楽しさに変えて、当たり前の日常は特別になります。
日常を辛く感じている人は周りにいる誰かの存在や、当たり前の日常を今一度見つめ直してはいかがでしょうか。
辛いことから逃げるのは悪いことではありません。
辛い時は周りの誰かと一緒に、日常へ逃げましょう。
「ふたりエスケープ」はきっと皆さんの現実逃避の助けになります。
気になった人はぜひ読んでみてください!
今回は以上です。
ありがとうございました。
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