おはようございます、ジョンです。本日は仲里はるな先生の「BLAST–ブラスト」を紹介です。
本作は漫画アプリ“マガジンポケット”で連載中、待望の第1巻は2022年12月22日発売です。
1「BLAST–ブラスト」のあらすじ。
「才能がこっち向いていなくても俺は音楽の方、向いているから」
中学3年間、吹奏楽部でメンバーに入れなかった晴光が入学したのは、強豪「登坂高校」。
そこで厳しくも温かい先輩達と個性豊かな同級生に囲まれて、晴光はさらに吹奏楽にのめり込んでいく。
夢、挫折、絆…吹奏楽の全てが詰まった爽快な物語が爆音で鳴り響く!
2.「BLAST–ブラスト」のおすすめポイント。
「BLAST–ブラスト」は一言で言うと、理想の吹奏楽部の漫画です。
作者の仲里はるな先生は、第1巻の巻頭コメントで「自分にとって理想の吹奏楽部を描きました。」と述べています。
タイトルのBLASTは“爆発”だとか“爆風”という意味です。
強豪「登坂高校」の演奏はまさにBLASTが似合うような演奏であり、そんな演奏に惹かれて全国から中学でも名の知れた生徒達が集まってきます。
しかしBLASTにはもう一つスラング的な意味があります。
それは“楽しい時間”という意味です。
主人公をはじめ、個性豊かな仲間達が集まってきた登坂高校。
これから先一つの音を目指してとても厳しい練習の日々が始まりますが、それは辛いだけでなく、とても楽しい時間となるはずです。
仲里はるな先生が描く“理想の吹奏楽部”がみたい人はぜひ「BLAST–ブラスト」を読んでみてください!
3.「BLAST–ブラスト」はどういう人におすすめ?
「BLAST–ブラスト」は吹奏楽をやっている人や部活ものが好きな人、本気で何かに打ち込みたい人におすすめの漫画です。
本作は作者の仲里はるな先生の“理想の吹奏楽部”を描いた漫画です。
私は吹奏楽部に所属していた経験はありませんので、完全に偏見になってしまいますが、現実の吹奏楽部は人間関係がドロドロしているイメージです。
たくさんの人間が集まるわけですから仕方ないと思いますけどね。
「BLAST–ブラスト」の舞台は強豪「登坂高校」。
強豪ですから実力を持った個性豊かなメンバーが揃っているはずです。
しかしその個性はバラバラの方向を向くのではなく、一つの“登坂高校の音”に向いています。
それは一朝一夕で出来ることではありません。
部活の先輩から後輩へ想いを繋ぎ、その想いを自分のものにする。
そういったプロセスが繰り返されてきた結果だといえます。
主人公の央道晴光をはじめ、一年生達も個性豊かなメンバーが集まっています。
彼らはいったいどんな経験をして、一つになっていくのでしょうか?
私の好きなシーンの紹介です。
入部前に登坂高校の演奏を聴いた晴光とその友人。
その演奏を聴いて友人は晴光に「へたくそなんだからやめとけ。」と言います。
「もうコンクールメンバーに選ばれずに苦しむお前を見たくない。」と止めます。
それでも晴光は前を向きます。
「才能がこっち向いていなくても俺は音楽の方、向いているから。」
やりたい事があって悩んでいる人はぜひ「BLAST–ブラスト」を読んでみてください。
悩んでいる時間があったら本気でやる、そんな気持ちにさせてくれることでしょう。
今回は以上です。
ありがとうございました。
コメント