おはようございます、ジョンです。本日はうおやま先生の「日向さん、星野です。」を紹介です。
本作は漫画雑誌“週刊少年マガジン”で連載中、待望の第1巻は2022年12月16日発売です。
1.「日向さん、星野です。」のあらすじ。
ドアの内側から恋をした。
「ヤンキー君と白杖ガール」うおやま最新作!
「俺の目の前の席は、いつも空席だ」
高校1年生の星野岬は、不登校のクラスメイト日向ももの家にプリントを持っていくことに。
3年間引きこもっているというももに出会い、星野の日々は、少しづつ変わり始める__。
引きこもりヒロイン×鈍感男子高校生。
顔も知らない2人の放課後ラブストーリー!
2.「日向さん、星野です。」のおすすめポイント。
「日向さん、星野です。」は一言で言うと、ただの恋愛漫画です。
クラスの頼られキャラである星野岬は、入学以来学校に来ていない引きこもりの日向ももの家にプリントを届けにいきます。
それまで星野の目の前の席の空席は、空席でしかありませんでしたが、ドア越しに接することでこの空席にも持ち主がいることに気付きました。
星野と日向さんはドア越しではありますが、お互いに質問をしてお互いの距離を縮めていきます。
日向ももは入学以来、学校に行けていない自分を責めています。
そんな中突然自分の世界に入り込んできた星野という人物。
星野の顔を想像し、星野との学校生活を想像し、日向さんの世界は少しずつ広がっていきます。
ふたりの関係はドア越しではありますが、お互いの距離を縮めていく様は、ただの恋愛漫画です。
ふたりの恋愛模様を見守りたい人はぜひ「日向さん、星野です。」を読んでみてください!
3.「日向さん、星野です。」はどういう人におすすめ?
「日向さん、星野です。」は恋愛漫画が好きな人や普通という言葉に悩んでいる人におすすめの漫画です。
作者のうおやま先生は、前作「ヤンキー君と白杖ガール」でも恋愛漫画を描いています。
恋愛漫画が得意な漫画家さんということですね。
そして今作は前作よりもうおやま先生の内面が押し出された作品となっています。
うおやま先生のコメントによると、先生自身もかつて学校生活で上手くやれない自分に悩んでいたそうです。
うおやま先生は「日向さん、星野です。」で何を私達に伝えたいのでしょうか?
私の好きなシーンを紹介です。
星野岬はクラスの頼られキャラですが、頼られキャラであるが故に、自分の家庭の悩みについて誰にも相談できずにいました。
そんな時星野の助けになったのは、クラスの星野ではなく、“星野自身”しか知らない日向ももの存在です。
星野が日向さんに助けられる一方で、日向さんも悩みを抱えているのは自分だけではないことを知ります。
日向さんは“普通”に生きられない自分が嫌でしたが、みんなそれぞれ悩みを抱えながら生きています。
“普通”というのは人の数だけ存在します。
その事実は日向さんを“普通”という悩みから解放することでしょう。
“普通”に悩んでいる人はぜひ「日向さん、星野です。」を読んでみてください!
今回は以上です。
ありがとうございました。
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