おはようございます、ジョンです。本日は片岡人生先生、近藤一馬先生の「レトロポリス・スクラッチ」を紹介です。
本作は漫画雑誌“別冊少年マガジン”にて連載中、待望の第1巻は2022年12月9日発売です。
1.「レトロポリス・スクラッチ」のあらすじ。
道利月道、拾五歳。
得意なのは「逃げる」こと。
高校入学を機に、京都へ引っ越した彼を待っていたのは、摩訶不思議な左右反転の鏡面世界だった!
そこでは、刺青を生命として使役するバトル“墨占魂”が繰り広げられていて____。
月道の“逃げ切れない”最低で最高な青春が始まる!!
京都×青春×刺青バトルアクション、開幕!!
2.「レトロポリス・スクラッチ」のおすすめポイント。
「レトロポリス・スクラッチ」は一言で言うと、本当に大事なものを知る漫画です。
主人公の道利月道は面倒くさいことが嫌いな人間です。
平凡でそこそこな人生が送れればそれでよかった月道ですが、
ある日“墨占魂”という刺青を生命として使役するバトルに巻き込まれて大怪我を負います。
刺青を移植することで命が助かった月道ですが、その代償として墨占魂に参加することになりました。
逃げることが嫌いな仙獄ひよりや仲間たちと共に、月道の“逃げ切れない”青春が始まります!
逃げることは決してダメなことではありません。
しかし逃げてはいけないものがあることを月道は知ることになるでしょう。
月道が人間として成長していく様子を見たい方はぜひ、「レトロポリス・スクラッチ」を読んでみてください!
3.「レトロポリス・スクラッチ」はどういう人におすすめ?
「レトロポリス・スクラッチ」はスタイリッシュなバトル漫画が好きな人や面倒くさがりで、様々なことから逃げがちな人におすすめの漫画です。
作者の片岡人生先生、近藤一馬先生は夫婦で漫画を描いている2人1組の漫画家です。
代表作の「デッドマン・ワンダーランド」など、少し暗めなグロテスクな作品を書くイメージがありますが、
今作はその画力はそのままに、刺青をテーマとしたスタイリッシュなバトルアクションを展開しています。
私の好きなシーンを紹介します。
月道は面倒くさいことからは逃げるたちです。
ある日知り合いの仙獄ひよりが墨占魂で襲われている場面に遭遇しましたが、何もしませんでした。
後ろめたい気持ちを抱えた月道は、ひよりと関わることからも逃げようとします。
後日、同じ場面に遭遇した月道。
月道は抱えているモヤモヤとした気持ちから“逃げる”ため、今度は“逃げない”選択をしました。
これから先の月道が何から逃げ、何から逃げないのか。
面倒くさがりなあなたは「レトロポリス・スクラッチ」を読んで、見届けてください!
今回は以上です。ありがとうございました。
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