おはようございます、ジョンです。本日は浅倉秋成先生、大沢形画先生の「六人の嘘つきな大学生」を紹介です。
本作は漫画雑誌ヤングエースで連載中、待望の第1巻は2022年12月2日発売です。
1.「六人の嘘つきな大学生」のあらすじ
超人気IT企業スピラリンクスが満を持して開始した新卒採用。
その最終選考に残った六人の就活生たちが、内定を巡ってさらけ出す「嘘」と「罪」とは?
「伏線の狙撃手」と称される浅倉秋成によるベストセラー青春《就活》ミステリを、オリジナル要素も交えてコミック化!
2.「六人の嘘つきな大学生」のおすすめポイント。
「六人の嘘つきな大学生」は一言で言うと、疑心暗鬼になる漫画です。
就活は人生においてはじめて世間からの評価を下される瞬間です。
最終選考という曖昧な評価基準の選考、「グループディスカッション」という課題に対して六人の就活生はチームとして結束することを考えます。
チームとして六人全員で内定を取ろうとする中、無情にも超人気IT企業スピラリンクスから届いたメールには「内定は1人」という言葉が。
突然六人のチームから六人の個々になってしまった就活生たち。
彼らは内定という世間からの評価を得るために戦いますが、そこにそれぞれの「弱み」が書かれた封筒が届き、お互いがお互いを蹴落とすためのグループディスカッションが始まります。
一体誰が封筒を用意したのか。
疑心暗鬼の沼にハマっていく彼らに注目です。
3.「六人の嘘つきな大学生」はどんな人におすすめ?
「六人の嘘つきな大学生」はミステリー好きの人、現在就活に苦しんでいる人や就活が思い通りにいかず後悔を抱えている新入社員の人におすすめの漫画です。
「六人の嘘つきな大学生」の作者、浅倉秋成先生は小説家でジャンルとしては主にミステリを扱う方です。
本作は小説原作のコミカライズという形ですが、漫画の世界でもジャンプスクエア連載中の「ショーハショーテン!」で小畑健先生とコンビを組み活躍をしています。
本作は小説にはない漫画版のオリジナル要素もあるとのことです。
浅倉秋成先生のファンやミステリ好きの方必見の作品ですね。
次に私の好きなシーンの紹介です。
ミステリーとしては、最終選考のグループディスカッションが始まってからが本番というところですが、個人的にはその前のチームとして結束していく過程を注目したいです。
本作は六人の就活生の内の1人、羽多野祥吾の視点で話が展開していきます。
彼らは最終選考のグループディスカッションに向けて協力して対策準備を進めていきますが、他の5人と比べた時に羽多野の能力は少し見劣りするように感じます。
しかしこれは羽多野の視点で見るからそう見えるだけで、他の5人の視点で見た時はやはりその他の5人が優秀そうに見えるのだと思います。
協力といっても彼らは全てをさらけ出しているわけではありません。
嘘もつくし、演技もするし、虚勢を張ります。
それが就活です。
実際にグループディスカッションが始まると、彼らの「嘘」と「罪」が暴かれていきます。
現在就活を頑張っている方はきっと周りの人間が優秀に見えて仕方ないことでしょう。
「そんな経歴のやつ俺の周りにはいねぇよ」って突っ込みたくなる就活生結構いましたよね。
少なからずみんな嘘をついてます。
この漫画を読んで、安心して自信を持って就活に挑んでください笑
そして仮に満足いく結果が得られなくても大丈夫です。
選ばれた人間と選ばれなかった人間で、そこに大した違いはありません。
あなたに足りなかったのはきっと少しの運です。
この漫画を読んで、切り替えていきましょう!
まだまだ謎の多い「六人の嘘つきな大学生」。
この先の展開から目が離せません!
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